2009年04月13日

鬼才か

黒色綺譚カナリア派「義弟の井戸」(東京・三軒茶屋|シアタートラム)を観てきた。
 
赤澤ムックという脚本家・演出家は、鬼才か気違いか。
 
 
tokuはここ数年の赤澤作品を観ているが、恐らく前者だろうと思っている。事実か妄想か理想か現実か判らぬ狭間。その不思議な世界に、観る者を引き摺り込む。
 
今回、多くの「端役」を使っているが、筋道がしっかりしている。だからとて、多くの役者の動きに目を奪われては「訳分からんない…」との評価も付きそうな、独特の世界観。が、ちょっとした動きにも意味を持たせる演出力。
 
ただ、惜しむらくは、主人公の男性が、準主役(や、それ以下)の面々などに「喰われてしまっている」こと。赤澤ムックの脚本を理解できていないのか、役者としての「腕」の問題か。
 
賛否両論をもろともしない、男気を感じさせる作品であった。
 
ちなみに、赤澤ムックは、綺麗系の女性である。であるからこそ、彼女の紡ぐ「物語」ではない物語に心地よい違和感を覚え。
posted by toku at 01:48| Comment(0) | TrackBack(0) | toku_diary
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